英語を全く勉強してこなかった人のための勉強法 〜200点から600点を取る具体的な方法 リスニング編〜

資格勉強
この記事が応える疑問や要望
  • 英語の勉強したことないけどTOEIC600点取れるの?
  • リスニングの具体的な解き方教えて!
  • どんな勉強からすれば良いの?
ウラシマ
ウラシマ

資格勉強大好きサラリーマンのウラシマです!

私は社会人になってから英語の勉強を始めて、

TOEIC340点→620点までスコアを上げました

そんな私が点数を上げた具体的な方法をお伝えします!


日系企業のグローバル進出が進む昨今、就活生にとってTOEICの点数の重要性は増してきています。

TOEICは留学の経験がなくても、英語が話せることをアピールできる便利な資格です。

「学生時代、全然英語を勉強しなかった…」

「今更TOEICなんて、自信がない…」

という方向けに、ここではTOEIC初心者や英語が苦手な人向けにTOEIC600点を取る方法を紹介します!

この記事では実際の勉強方法に焦点を当てて解説します。

もしおすすめ教材について知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください!

そもそも英語勉強初心者でもTOEIC600点って取れるの?

この疑問に結論からお答えすると、TOEIC600点は誰でも到達可能なレベルです!

2ヶ月〜3ヶ月ほど継続して勉強できれば絶対に点数は取れると思います!

具体的な勉強法について、以下で解説します!

TOEIC勉強最初のつまづき 〜強敵リスニング〜

TOEIC初心者の方が最初にぶつかる壁はリスニングです。

普段英語を聞く機会のない人はそもそも単語を聞き取るのも難しいですよね。

でも、600点を目指した時にリスニングで稼いでおかないといけません。

なぜなら、リーディングパートの長文は初心者には相当難易度が高いからです。

リスニングを制すものはTOEICを制します。リスニングは325点以上を目指しましょう!

TOEICの攻略法 〜partごとの理解を深める〜

TOEIC勉強のために初心者がまず取り組むべきことはpartごとの理解を深めることです。

英語が苦手な人のリスニング攻略法の極意は、「問題文が流れる前にいかに選択肢を減らせるか」です。

partごとの理解を深めることでリスニングで聞く前から選択肢を減らすことができます。

問題文を読んだ時点で「この選択肢なさそうだな」と思い、選択肢を減らすことができれば正答率はグッと上がります。

partごとの理解を深めることによって、聞く前から選択肢は1つ〜2つなくなります。つまり英語が全く聞き取れなくても正解する確率を上げることができるのです。

それではそれぞれのpartごとの具体的な解法について解説していきます。

part1 〜問題用紙に全て答えは書いている〜

part1は画像にあった内容の音源を選択する写真描写問題です。

短い音源が4つ流れるので、画像にあった音源を選択します。

問題は6問です。600点を目指すのであれば、5〜6問は正解しておきたいところです。

600点を目指す上で、part1のコツは

  • 画像を先に見て準備すること

です。

画像を先に見て準備する

画像を見るときに意識することは、問題の種類によって異なります。

  • 問題の画像に人物が1人以上いる場合

画像中央にいる人物の行動を注目することが重要です。なお、あらかじめその人物の行動の単語を用意しておくとなお良いです。

例えば映画館の前で時計を見て立っている男性の画像があれば、「standwaitなどの単語が来るかもな」という準備をしておきます。

これによって悩む時間を減らすことができ、次の画像を見る時間を作れます。

  • 問題の画像に人物がいない場合

何が何をされているのか注目することが重要です。人物がいない問題の場合、受動態(be 過去分詞:〜が〇〇をされている)が使われる場合が非常に多いです。

例えば、テーブルクロスがかけられた机の画像であれば、「cloth coverd table(クロスがかけられた机)が来そうだな」というのをあらかじめ想像しておきます。

part2 〜先読みと裏読み〜

part2は短い問題文が再生された後に答えとなる選択肢を選ぶ問題です。目標正答数は17~20問/25問です。

ここで何より重要なのは

  • 真っ先に聞こえてきた単語の選択肢を捨てること
  • 問題文の最初の単語を聞き取ること

真っ先に聞こえてきた選択肢を捨てる

TOEICの問題はとても良くできていて、誰でも聞き取れる単語を散らばせることによって間違った選択肢に誘導します。

例えば、

When do you leave?(いつ出発しますか?)

という質問文に対して、

I’m believe.(信じています。)

という選択肢が与えられたら、「リーブって聞こえた気がするぞ?とりあえずこれを選ぼう」という思考になることを狙っているのです。

この誘導のターゲットになっているのは、英語を聞き取れない人です。

ですので、いっそ裏を書いて真っ先に聞き取れた単語の選択肢はひっかけだと決めつけて、選択肢から外してしまいましょう!

この方法はあくまで600点を目指す人向けの方法です。徐々に聞き取れるようになってきてさらに上を目指すときはこの方法はやめておきましょう。

問題文の最初の単語を聞き取ること

最初の単語がWhy, What, When, Where, Who, Howのどれなのか、はたまたDo, Does, Didから始まるYes, Noクエスチョンなのか、全神経を集中させて聞き取りましょう。

ここが聞き取れれば正答率はグッと上がります。

例えば、問題文が Where で始まっていた場合

回答に it’s five o’clock. は絶対に有り得ません。

もし、選択肢に時間を表す文があればこの時点で選択肢を一つ減らすことができます。

part3 〜展開予想で攻略〜

part3は会話問題です。2人以上の人物が会話しており、問題文に書いてある質問に合う選択肢を選ぶ問題です。

目標正答数は22〜25問/39問です。

何度も書いた通り、大切なことは問題文が流れる前に選択肢を減らすこと。

part3では展開を予想することで選択肢を減らしていきます。

具体的な方法は以下の3つです。

  • 先に問題文を読むこと
  • 最初の文を何がなんでも聞き取ること
  • 人物同士の関係性を予想すること

先に問題文を読む

part3ではpart2と違って、答えとなる文は問題用紙に書いてあります。

ですので、音源が始まる前に問題文を読むことで展開を予想することができます。

例えば

質問文に Why is the man concerned?(男性は何が心配ですか?)

とあれば、「何かに男性が困っている内容の文章なんだな、そしたらその解決法を相手が提案する話なのかな?」

と展開を予想することができます。

また、問題の音源に対して3問ずつ質問文がある形式です。基本的には質問文の順にストーリーは進んでいきます。

これによって、より話の展開を予想しやすくなります。

例えば

1つ目の質問文:Why is the man concerned?

2つ目の質問文:What does the woman suggest?(女性は何を提案しましたか?)

3つ目の質問文:What does the woman ask the man to do?(女性は男性に何をするように頼みましたか?)

という質問文のある問題であれば、

「男性が何か困ったことがあって、それに対して女性は何かを提案したんだな。つまり、2つ目の答えは男性の困っていることを解決できる何かなんだな!」とか

「最後に女性が問題を解決してあげた男性に何かを頼んでいるから、女性はメーカーの人でトラブルシューティングをしてあげたのかな?そしたらメール読んでという内容を頼んでいるのかな?」

など想像することができます。

選択肢全てを読みきれなくても質問文だけでも読んでおくときっとあなたの助けになるはずです。

最初の文を何がなんでも聞き取る

part3の最初の文は今の状況を端的に説明することが多いです。

つまり最初の文を聞き漏らすと一瞬で置いて行かれてしまい「今はなんの話をしているんだ、、、?」という状況になってしまいます。

反対に最初の文さえ聞き取ることができればその後の展開をある程度予想することができます。

例えば

Did you see the weather forecast? We may have to postpone event.(天気予報を見ましたか? イベントを延期しないといけないかもしれません。)

という文章から始まった場合、「この後はリスケの話を進めていくのかな?」「何かの予約をキャンセルしなきゃいけない話なのかな?」といくつか展開を予想できます。

前述の問題文から物語を読み取る方法と組み合わせれば、「最初からずっと何言ってるかわからなかった」という状況は回避できます。

人物同士の関係性を予想する

TOEICのリスニング問題は変わった関係性の会話は流れません。

基本的には以下の関係性のどちらかです。

  1. 顧客と企業
  2. 同僚、友達

どちらの関係性なのかできるだけ速い段階で判断することで、問題文の理解度は格段に変わります。

例えば

Hi, this is kamein hotel.(はい、こちらはkameinホテルです。)

という文章が冒頭であれば、「これは、ホテル(企業)と顧客の会話だな」と判断しましょう。

それによってその後の選択肢を減らすことができます。

part4

part4は説明文問題です。目標正答数は15~18問/30問です。

違いは、part3は2人以上の人物が話しており、part4は1人の人物が話していることです。

一人で話すからこそ、文と文の間が短く特有の難しさがあります。

ですが、攻略法は基本的にはpart3と同じです。

  • 先に問題文を読む
  • 最初の文を何がなんでも聞き取る

上2つの方法を応用できます。落ち着いて展開を先読みしていきましょう。

悩まない

part4で特に大切なことは悩まないことです。

part4は一人で話す分、part3と比べると情報が次々流れ込んできます。

そのため、「回答を選ぶのが遅くなり次の問題の質問文を読めなかった、、」という状況に陥りがちです。

音源が終わった時点で質問文をいくら読んでも正解は分かりません。キッパリ諦めて次の問題に進みましょう!

最後に

TOEICを300点から600点に上げるための具体的な方法を partごとに解説しました。

いかがだったでしょうか。以上の内容を完璧に守ればきっと600点到達は夢ではありません。

あくまで、英語が苦手な人向けの内容になっていますので、もっと上を目指す人はもっと取りこぼしのないような勉強法・回答法を身につける方法があります。

私自身もまだまだ英語勉強中です。千里の道も一歩から。今日も一歩一歩頑張っていきましょう!

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